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村田毅選手のカンタベリー州代表チーム(NZ)留学レポート Vol.5
皆さんこんにちは!!
ニュージーランド国内選手権・Mitre10cup所属チームのカンタベリー州代表チームに合流している村田選手より5回目の留学レポートが届きましたので、是非、ご覧ください。
ニュージーランド国内選手権・Mitre10cup所属チームのカンタベリー州代表チームに合流している村田選手より5回目の留学レポートが届きましたので、是非、ご覧ください。
◆村田毅選手からのレポート
ホームページをご覧の皆様、こんにちは!
日本対アイルランドの試合、観ましたよね? 僕も観ました。
世界ランキング2位の相手に対して戦っている彼らからは溢れんばかりの自信がみなぎって見えましたし、それだけ自信を持てるだけの厳しい練習を重ねてきたのだなと感じました。
そして、日本のサポーターにも、「もはやこれは奇跡なんかじゃないんじゃないか?」という空気が出てきていますよね。
戦った選手達のみならず、ラグビーを観ている人たちも含めた、日本ラグビー全体の意識レベルが世界の強豪国にも劣らないものに引き上げられた、歴史的な瞬間だったのだなと思います。
また、一選手としての感想としては、当たり前ですが、あくまで勝ったのは日本代表のあの選手達であって、自分が勝ったわけではないということ。彼らのレベルから自分を引き算した、たくさんの課題を突きつけられた気もします。そういった意味でも、すごく刺激的な試合でしたし、いろんな感情がこみ上げてきました。そして彼らはもう次に進んでいます。
置いて行かれないように、僕たちも日々前進あるのみです。
ということで、第5回ニュージーランド留学日記を書かせていただきます。
日本が歓喜に沸く、時を同じくして、僕はカンタベリーBとしてタスマンBとの試合を行いました。後半途中からの出場で、その時点でスコアは13−34。21点差で負けムードだったのですが、そこからまさかのノータイムで逆転、41−34で勝利するというなかなか久しぶりに劇的な試合を経験させてもらいました。前の試合よりもプレーでチームに貢献できたと感じることができましたし、個人的にここまでの留学生活を通してフォーカスしていた部分を出すことができてよかったです。何より楽しかった。
試合はクライストチャーチからバスで3時間のカイコウラという場所にあるグラウンド。
日帰りでそういった場所で試合をするというのは、日本ではなかなかありません。平均年齢21歳くらいの若僧達に混ざりながら、そんな経験も楽しんでいます。
さて、月曜・火曜と続いて1週間の流れの説明をしますね。
水曜日(DAY OFF)はチームの活動はオフとなります。基本的にこの日は日本にいる時と同様に、個人でのトレーニングにあてています。チームの活動とはまた違った視点で自分と向き合える、僕にとってはとても大切にしている時間です。
ニュージーランドに来たての頃、トレーナーにあまりそういった個人トレーニングを推奨されなかったため、ニュージーランドではそういうスタイルの人っていないのかな?と思ったのですが、そんなこともなく、やっている人はやっています。
そんな中でも、誰よりもやっているのが、オーウェン・フランクス選手(ポジションはプロップ3番)です。
オールブラックス108キャップ(W杯優勝2回)、クルセイダーズ150キャップ、オールブラックスに選ばれ過ぎてカンタベリー18キャップ(オールブラックスの活動期間と重なるため)という、世界一のプロップとも言われる彼は、自分のそのキャリアに満足することなく、常に自分を追い込んでトレーニングしています。
チームメイトも「彼はスペシャルだ」と言っており、普段はなかなか近寄りがたい空気を醸し出していますが、先日、お昼休みに近くのカフェで若いプロップの選手とオーウェンが話し込んでおり、その後ジムに戻ると、その選手と1対1でスクラムの指導をしていました。他の選手も聞きに集まって来る。
誰よりも自分に厳しく、若い選手の育成にも手を抜かない。その取り組む姿勢や考え方に影響を受けることが多くあります。
残念ながら彼は今回のW杯に最終選考で落選してしまい、8月末からチームに合流してもう1ヶ月になります。個人的には一緒に過ごすことができて幸せですが、そんな常に準備万端の彼がこのW杯期間中にオールブラックスに召集されることがあったらいいなと、こっそり願っております。
先日オフの日に、オーウェンに誘われて柔道のジムに行ってきました。元オリンピアンの先生とオーウェンと僕の三人でみっちり1時間。テクニックがないのにパワーが強すぎるオーウェンと、パワーはないのにテクニックがありすぎる先生と組み合っていたら、次の日、経験したことのない全身の筋肉痛がきていました。
ラグビー留学でニュージーランドに来て、ニュージーランド人に柔道を教わるとは考えもしていませんでしたが、そんな偉大な彼に誘われたら断れるわけがありません。というか喜んで行きます。「お前は俺のトレーニングメイトだ」と言われて嬉しくて泣きそうになりました。
ポジションは違いますが、一緒にいる期間中に多くのことを彼から吸収していきたいと思います。
以上、本日は、水曜日オフの日と、チームメイトのお話でした。
こうやって、1週間の曜日別に説明をしていると、それぞれの日が、もうあと多くても4回ずつ。1日1日を無駄にできないですね。
それでは!
日本対アイルランドの試合、観ましたよね? 僕も観ました。
世界ランキング2位の相手に対して戦っている彼らからは溢れんばかりの自信がみなぎって見えましたし、それだけ自信を持てるだけの厳しい練習を重ねてきたのだなと感じました。
そして、日本のサポーターにも、「もはやこれは奇跡なんかじゃないんじゃないか?」という空気が出てきていますよね。
戦った選手達のみならず、ラグビーを観ている人たちも含めた、日本ラグビー全体の意識レベルが世界の強豪国にも劣らないものに引き上げられた、歴史的な瞬間だったのだなと思います。
また、一選手としての感想としては、当たり前ですが、あくまで勝ったのは日本代表のあの選手達であって、自分が勝ったわけではないということ。彼らのレベルから自分を引き算した、たくさんの課題を突きつけられた気もします。そういった意味でも、すごく刺激的な試合でしたし、いろんな感情がこみ上げてきました。そして彼らはもう次に進んでいます。
置いて行かれないように、僕たちも日々前進あるのみです。
ということで、第5回ニュージーランド留学日記を書かせていただきます。
日本が歓喜に沸く、時を同じくして、僕はカンタベリーBとしてタスマンBとの試合を行いました。後半途中からの出場で、その時点でスコアは13−34。21点差で負けムードだったのですが、そこからまさかのノータイムで逆転、41−34で勝利するというなかなか久しぶりに劇的な試合を経験させてもらいました。前の試合よりもプレーでチームに貢献できたと感じることができましたし、個人的にここまでの留学生活を通してフォーカスしていた部分を出すことができてよかったです。何より楽しかった。
試合はクライストチャーチからバスで3時間のカイコウラという場所にあるグラウンド。
日帰りでそういった場所で試合をするというのは、日本ではなかなかありません。平均年齢21歳くらいの若僧達に混ざりながら、そんな経験も楽しんでいます。
さて、月曜・火曜と続いて1週間の流れの説明をしますね。
水曜日(DAY OFF)はチームの活動はオフとなります。基本的にこの日は日本にいる時と同様に、個人でのトレーニングにあてています。チームの活動とはまた違った視点で自分と向き合える、僕にとってはとても大切にしている時間です。
ニュージーランドに来たての頃、トレーナーにあまりそういった個人トレーニングを推奨されなかったため、ニュージーランドではそういうスタイルの人っていないのかな?と思ったのですが、そんなこともなく、やっている人はやっています。
そんな中でも、誰よりもやっているのが、オーウェン・フランクス選手(ポジションはプロップ3番)です。
オールブラックス108キャップ(W杯優勝2回)、クルセイダーズ150キャップ、オールブラックスに選ばれ過ぎてカンタベリー18キャップ(オールブラックスの活動期間と重なるため)という、世界一のプロップとも言われる彼は、自分のそのキャリアに満足することなく、常に自分を追い込んでトレーニングしています。
チームメイトも「彼はスペシャルだ」と言っており、普段はなかなか近寄りがたい空気を醸し出していますが、先日、お昼休みに近くのカフェで若いプロップの選手とオーウェンが話し込んでおり、その後ジムに戻ると、その選手と1対1でスクラムの指導をしていました。他の選手も聞きに集まって来る。
誰よりも自分に厳しく、若い選手の育成にも手を抜かない。その取り組む姿勢や考え方に影響を受けることが多くあります。
残念ながら彼は今回のW杯に最終選考で落選してしまい、8月末からチームに合流してもう1ヶ月になります。個人的には一緒に過ごすことができて幸せですが、そんな常に準備万端の彼がこのW杯期間中にオールブラックスに召集されることがあったらいいなと、こっそり願っております。
先日オフの日に、オーウェンに誘われて柔道のジムに行ってきました。元オリンピアンの先生とオーウェンと僕の三人でみっちり1時間。テクニックがないのにパワーが強すぎるオーウェンと、パワーはないのにテクニックがありすぎる先生と組み合っていたら、次の日、経験したことのない全身の筋肉痛がきていました。
ラグビー留学でニュージーランドに来て、ニュージーランド人に柔道を教わるとは考えもしていませんでしたが、そんな偉大な彼に誘われたら断れるわけがありません。というか喜んで行きます。「お前は俺のトレーニングメイトだ」と言われて嬉しくて泣きそうになりました。
ポジションは違いますが、一緒にいる期間中に多くのことを彼から吸収していきたいと思います。
以上、本日は、水曜日オフの日と、チームメイトのお話でした。
こうやって、1週間の曜日別に説明をしていると、それぞれの日が、もうあと多くても4回ずつ。1日1日を無駄にできないですね。
それでは!

